景色と情景

曲:26 詞:綺萠 編曲:kanuak

 

遺されてゆく私を深く 艶やかなままに取り巻いた華よ…

包まれたなら その総てが もう消え去れてゆくとも知らずに…

 

重ねた瞳に写るものはいつしか この世から消えてしまう残像…

幾つもの変わらぬ あの景色はもう 灰に成り…

焼き尽くされた眼の前の情景は 再生され…

やがては塵と成って 消えても爪跡 心に抱いてその身を任せ…

 

瞳を閉じれば 総て生まれ変わりゆき…

依存されてゆく 摘み取られた華たちに…

創り上げられた世界を手の中に収め

儚くも消えていった 情景は…

 

遺されてゆく私を深く 艶やかなままに取り巻いた華よ…

包まれたなら その総てが もう消え去れてゆくとも知らずに…

薄れていく 瞳に写る汚れていた情景がやがて…

頬を伝った 一滴の その泪は色褪せないままで…

咲いた華たち 物語る様に 包み込む様に 私の心へ…




〜戻る〜



無料ホームページ掲示板